サブカル仏教学序説
三浦宏文 著
仏教の新しい見方がここに誕生
娯楽映画、テレビドラマ、アニメ作品などのサブカルチャーに仏教、
インド思想をあぶりだす全く新しい「サブカル仏教学」
インド思想をあぶりだす全く新しい「サブカル仏教学」
妖怪人間ベムは渡らずに渡らす菩薩だった?
刑事ドラマ『相棒』がバガヴァッド・ギーターの流れを汲み、
『踊る大捜査線』の根底に共生運動と同質の行動原理を喝破する著者。
さらにブッダと弟子たちの物語をももクロの活躍にリンクさせ、
『過保護のカホコ』さんに法華経の常不軽菩薩を重ねていく、
これは正に仏教とサブカルチャーのクロスオーバー
仏教を現代でどう伝えるか… 『仏教タイムス』2022.5.19
目次
第1章 ドラマ『妖怪人間ベム』と菩薩思想─自らの夢を断念する哲学
コラム① 映画『エイプリルフールズ』が示すつながりの存在論―縁起をめぐって
第2章 ドラマ『相棒』とインドの聖典『バガヴァッド・ギーター』の関係─義務を遂行せよ
第3章 ドラマ『踊る大捜査線』の主人公・青島の生き方と共生運動
コラム② 町田くんとなーちゃん―慈悲
第4章 ももいろクローバーZ主演映画・舞台『幕が上がる』とブッダ入滅後の仏教─喪失から立ち上がっていくこと
終章 ドラマ『過保護のカホコ』と常不軽菩薩─存在の肯定
コラム③ 『100日後に死ぬワニ』と生と死
9784866440309 C0015 A5判・定価=2200円
コメント