【第2刷 出来 ! 】2022.7.28
『海苔のこと 大森のこと』
元大森海苔漁養殖業者+編集委員会 編
A4判・上製 定価=本体2800円+税
ISBN978-4-903470-52-8 C0062
かつて大田区大森で栄えた海苔漁の記録
昭和37年に漁業権を放棄するまでを詳細に綴る
【写真・図版を多数掲載】
夏休みの読書感想文や自由研究にも好適
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サブカル仏教学序説
三浦宏文 著
妖怪人間ベムは渡らずに渡らす菩薩だった?
刑事ドラマ『相棒』がバガヴァッド・ギーターの流れを汲み、
『踊る大捜査線』の根底に共生運動と同質の行動原理を喝破する著者。
さらにブッダと弟子たちの物語をももクロの活躍にリンクさせ、
『過保護のカホコ』さんに法華経の常不軽菩薩を重ねていく、
これは正に仏教とサブカルチャーのクロスオーバー
仏教を現代でどう伝えるか… 『仏教タイムス』2022.5.19
目次
第1章 ドラマ『妖怪人間ベム』と菩薩思想─自らの夢を断念する哲学
コラム① 映画『エイプリルフールズ』が示すつながりの存在論―縁起をめぐって
第2章 ドラマ『相棒』とインドの聖典『バガヴァッド・ギーター』の関係─義務を遂行せよ
第3章 ドラマ『踊る大捜査線』の主人公・青島の生き方と共生運動
コラム② 町田くんとなーちゃん―慈悲
第4章 ももいろクローバーZ主演映画・舞台『幕が上がる』とブッダ入滅後の仏教─喪失から立ち上がっていくこと
終章 ドラマ『過保護のカホコ』と常不軽菩薩─存在の肯定
コラム③ 『100日後に死ぬワニ』と生と死
一、本尊十一面観世音をめぐるナゾ 二、古代長谷寺と法華説相図
三、「わらしべ長者」 四、長谷寺の拡がり
五、平安貴族たちの長谷寺詣 六、長谷寺と火災
七、長谷寺と水害 八、長谷寺と菅原道真
九、長谷寺と西国三十三所巡礼 十、長谷寺専譽と智積院玄宥
十一、専譽の入山と学山への歩み 十二、長谷寺の連歌と能楽
十三、長谷寺門前の狂騒 十四、長谷寺の盆踊り
十五、長谷寺と牡丹 十六、長谷寺における非日常と日常