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わたしの「徳山托鉢」攷―続 百六十七文字の公案―
竹之下正俊 

東西【霊性文庫15】ISBN978-4-86644-046-0 C0315

定価 : 本体2600円(税別)総294頁


食事の時間でもないのに、老僧はなぜ鉢を手にかかげ堂に下ってきたか。

禅話好きの志賀直哉が感泣した無門関「徳山托鉢」章は、
徳山禅師の最晩年におきた弟子の雪峰と、その兄弟子の巌頭をも巻き込んだ
叢林における昼飯前の騒動が主たるテーマ。



1章 徳山托鉢をめぐって *徳山禅師が下ったのは「法堂」か「僧堂」か、それが問題だ?              

一 托鉢とは何か 

二 鉢を托げて堂に下る 

三 「上堂」とは 

四 三黙堂――浴室・僧堂・西浄 

五 一日、飯遅れる 

2章 無語・低頭・帰方丈 *禅師は食器を手に説法場に向かわれた

徳山、方丈に回る 

一 無門関に無い四文字、そして休去

その㊀ 無 語

その㊁ 低 頭

その㊂ 便ち休し去る――徳山禅師の為人(接化)について

二 方丈の由来

三 牢関とは何か

四 もうひとつの帰方丈

五 門より入るものは家珍にあらず

六 雪峰義存の〝さとり〟 

3章 徳山托鉢の本姿 *三禅匠による〝徳山托鉢〟攷

徳山托鉢の真意

一 歩歩荊棘を生ず――大燈国師 

㈠【大燈国師の語録より】

二 不努力――万松老人の見解㊀ 

㈡【万松老人の語録より】

三 慈悲心やまず――万松老人の見解㊁ 

四 老老大大遭人点検――蘭溪禅師の指摘 

㈢【蘭渓禅師の語録より】

五 徳山托鉢の本姿 

4章 徳山父子の別れ *巌頭全豁のさとり、そして師弟の別離                                                                    

   

一 禅僧とその弟子 

二 徳山父子の別れ 

三 悟上の衲僧 


著者略歴:1947年 鹿児島県鹿屋市(旧肝属郡)吾平町生まる。

鹿屋高校卒業後、理系の大学に一時在籍。花園大学仏教学科を卒業後、春秋社入社。同社編集部勤務を経て独立。
編集プロダクションを営み、
1982(昭和57、株式会社ノンブル社(図書出版)を設立して現在に至る。主に人文系を分野とする

著 書 『百六十七文字の公案徳山宣鑑とふたりの学人東西霊性文庫11


 国訳 隆瑜撰
 五輪九字明秘密釈拾要記【私家版】
   
  福 田 亮 成


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   書店様ほかネットではお求めいただけません
   
mail: nonburusha@gmail.com

      ・A4判カバー装
(297ミリ×210ミリ)総504頁

      ・本体価格12,000円のところ、特別頒布価格9,600円+税.   

五輪九字〜拾要記A5 2




曽根宣雄著
法然上人の生涯と教え―あたたかさとやさしさ―


ISBN978-4-86644-043-9 C0015 定価 : 本体2100円(税別)


9784866440439


本書では、まず法然上人のご生涯をていねいにたどります。
そこには法然上人の苦悩や悲しみも綴られ、凡夫であることの自覚と、阿弥陀さまのお念仏を説きひろめるにいたった法然上人の心象風景にも迫っています。
後半はその教えを
18項目にわけて平易に解説し、法然上人の阿弥陀観を浮きぼりにします。
そして、阿弥陀さまの救いは現代社会にとってこそ必要とされる「私たちを肯定する論理」であるとし、それを見出した法然上人の「あたたかくやさしい」まなざしにも焦点をあてています。

もくじ

 

Ⅰ 法然上人の生涯

 

誕生から出家 

隠遁の背景 

黒谷隠遁 

一心専念の文との出会い―浄土宗開宗― 

比叡山を降りて 

大原問答 

東大寺講説 

法然上人に帰依した人びと 

九条兼実への授戒 

逆修法会での説法 

二祖聖光上人と勢観房源智上人 

三昧発得と『選択集』撰述 

念仏に対する弾圧 

配流と帰洛 

一枚起請文と臨終 

 

Ⅱ 法然上人の教え

 

一、法然上人の教えを見ていく上で大切なこと 

二、「人間=凡夫」ということ 

三、「悟りの仏教(聖道門)」から「救いの仏教(浄土門)」へ 

四、阿弥陀仏の選択―やさしい規範― 

五、所求・所帰・去行 

六、凡入報土と阿弥陀仏(報身、本願成就・光明摂取・来迎引接) 

七、凡夫を否定しない阿弥陀仏 

八、裁いたり罰したりしない阿弥陀仏 

九、往生行が念仏一行であることの意味 

十、定心の念仏と散心の念仏、一念と多念 

十一、誰の念仏でも功徳は同じ 

十二、安心としての三心 

十三、三心具足とは? 

十四、正念来迎から来迎正念へ 

十五、念仏回向の肯定 

十六、往生の願いが勇猛でない者に対して 

十七、平家物語に登場する法然上人 

  十八、法然上人の眼差し―悲しみの中で称える念仏― 



 書評〉〉
honenShohyou



【著者略歴】

曽根宣雄 そね・のぶお

1964年生まれ。

現在、大正大学仏教学部仏教学科教授・浄土宗総合研究所研究員。山梨市浄土宗円通寺住職。

著書に『傍訳 往生要集詮要 往生要集釈』(福原隆善監修、四季社、2004年)
『東洋における死の思想』(共著、春秋社、2006年)
『浄土宗の教えと福祉実践』(共著、ノンブル社、2012年)など、ほか論文多数。

専門は、「法然浄土教」「浄土宗の仏身論」「法然浄土教と社会実践」。



9784866440408


小渕尊史著

『空海密教と普遍構造』

9784866440408 C0015 
9600円 税込10,560
発売 : 202516


自心の鏡中に於て真言の大我を觀ず『梵網経開題』

虚空法界に奏でられる空海密教の真髄を照射! 
そこに眼をこらせば聴こえてくる人類普遍の調べ
仏教経典群のみならず古今東西の諸文献を渉猟し
弘法大師空海の密なる世界を開顕した一書
 


 書評〉
fuhenShohyou


第一章 普遍的根源者空海と大日如来

1.密教は法身大日の教法である/2.法身とは何か:仏身観と法身説の形成/3.空海密教での法身の諸相 4.毘盧遮那・大日如来/5.毘盧遮那の本源的特性:光明と太陽神/6.法を説く絶対者の説教構造


第二章 円とマンダラの普遍構造

1.元型・祖型/2.マンダラが象徴するもの①:円・中心・コスモス/3.マンダラが象徴するもの②:円=時間・永遠・起源/4.マンダラが象徴するもの③:円=理法との邂逅、聖化の場/5.円の象徴性の総括とマンダラへの展開/6.普遍構造としてのマンダラ:悟りと救済


第三章 重重帝網なる即身の宇宙

1.『即身成仏義』での重重帝網/2.帝網=インドラの網/3.鏡中の光と渉入/4.帝網の比喩:壮麗なる華厳宇宙とその直接的源泉/5.空海のテクストに見出される帝網の比喩/6.[補遺]インドラの網の普遍性について


第四章 神秘主義における一者合一の系譜空海の即身成仏思想との関わりにおいて

1.空海密教での「成仏」の概念/2.悟りと救いの普遍構造「一者合一」①密教/3.悟りと救いの普遍構造「一者合一」:②梵我一如/4.悟りと救いの普遍構造「一者合一」:③ギリシャ神秘哲学/5.悟りと救いの普遍構造「一者合一」:④キリスト教聖体の秘蹟・恩寵

6.悟りと救いの普遍構造「一者合一」:⑤イスラーム神秘主義

7.まとめに代えて/8.[補遺]近代文学における神秘的合一表現の例:ドストエフスキイ、プルースト


第五章 空海密教と象徴原理

1.空海密教における象徴/2.象徴主義的思考と真理読解の普遍性


第六章 空海の深秘の世界

1.秘にして深奥:迷妄と解き明されるべき仏の智慧/2.仏の種(仏性・如来蔵)という秘蔵された宝/3.秘にして奥:深秘なる如来の智慧/4.読み解かれる仏の智慧/5.解読された深秘の宝蔵



終章 空海と「世界=真理の書物」というメタファーの普遍性

1.「乾坤は經籍の箱なり」/2.「世界=真理の書物」のメタファー



小渕尊史(おぶち・たかふみ)略歴

1964年 佐賀県佐賀市生まれ

1990年 東京大学大学院人文科学科修士課程仏語仏文学専攻修了

2013年 真言宗豊山派正入山西光院に入山

2021年 大正大学大学院仏教学研究科仏教学専攻博士(博士後期)課程修了

20243月現在 正入山西光院副住職、大正大学非常勤講師







 



一切金剛 仏タイ

         ▶️ 仏教タイムス10月17日・24日合併号に掲載していただきました

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