釈 尊—その足跡
ミャンマーとタイで三年間の比丘生活を送り、戒 律や『法句経』『大般涅槃経』などを学んだ著者が 南伝の釈尊伝を基に書き起こしたお釈迦さまの足跡。 時代とともに生きたお釈迦さまを同時代の宗教や
哲学との交渉もふまえて描く
〈目次〉
Ⅰ インド文化史における仏教
一 緒 言 / 二 インド文明の曙光 / 三 ヴェーダ時代 / 四 梵書ブラーフマナ / 五 奥儀書ウパニシャッド / 六 六派哲学 / 七 六師外道
Ⅱ 釈 尊
一 資料 / 二 釈尊とその周辺 / 三 悉達多ご生誕 / 四 結婚 / 五 四門出遊 / 六 城を出 / 七 六年間苦行 / 八 苦行を捨て中道に立つ / 九 成道 / 十 最初の帰依者 / 十一 梵天勧請 / 十二 転法輪 / 十三 故郷カピラ・ヴァットゥに帰る / 十四 釈迦族の滅亡
Ⅲ 釈尊最後の旅
一 資料 / 二 阿闍世王のヴァッジ族征伐の出兵を誡める / 三 七不退法を説かれる / 四 アンバラッティカーに行く / 五 ナーランダー / 六 パータリ村へ / 七 コーティ村へ行く / 八 ナーディカ村に入る / 九 ヴェーサーリーへ――アンバパーリーの帰依 / 十 竹林村に雨安居 / 十一 再度ヴェーサーリーへ――波旬入涅槃を奨める / 十二 入涅槃の予告 / 十三 バンダ村へ往く / 十四 ボーガ城で四大教法を説く / 十五 パーヴァー城に行く / 十六 プックサの帰依 / 十七 釈尊の般涅槃 / 十八 舎利分骨
9784866440194 C0015/本体価格2700円+税